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栗尾 さん(利用者ライター)

モカ&リカの 親子初めて農活日記:第8回 巨大化した野菜の食べ方・楽しみ方 

モカ&リカの 親子初めて農活日記:第8回 巨大化した野菜の食べ方・楽しみ方 
漫画家の栗尾モカと、13歳の娘リカ。
親子ふたりが初めての野菜づくりに挑戦します。
畑から広がる「育てる楽しみ」「驚きの発見」「人とのつながり」を綴ります。

第1~7回目の記事はコチラです。
モカ&リカの親子初めて農活日記:第1回「枯らせる人」から卒業したい!
モカ&リカの親子初めて農活日記:第2回 知らないことだらけの種まきと植え付け
モカ&リカの親子初めて農活日記:第3回 畑の中の小さな助け合い。コンパニオンプランツの秘められた力
モカ&リカの 親子初めて農活日記:第4回 剪定のコツと支柱の立て方
モカ&リカの 親子初めて農活日記:第5回 定期開催シェア畑イベントレポート 「じゃがバター」!掘って食べて遊んで大盛況!
モカ&リカの親子初めて農活日記:第6回 害虫と病気のケア
モカ&リカの 親子初めて農活日記:第7回 夏野菜の収穫!

第8回 巨大化した野菜の食べ方・楽しみ方 




2025年夏。連日の都内の暑さを「沸騰」と表現しているニュースがありました。本当に外出をするのが大変な、暑い暑い夏でした。

そんな気候だったことから昼間の刺すような日差しを避け、畑に行くのは朝6時半から7時ごろにしていました。

それでも、畑仕事が終わると汗びっしょり。


菜園アドバイザーの方が農園に置いてくださっていた塩分タブレット。真夏の畑作業のお供です。冷たい麦茶も家から持参していました。

「ちょっと暑過ぎるから今日は畑に行けないな」
そう思いながら畑に行く日を4日後にしたりすると、思わず「えっ!!」と驚くくらい野菜が大きく成長しています。


「ヘチマゲット!」と笑うリカ。キュウリです。

キュウリはトウガンのように料理してみる


シェア畑の「野菜づくりBOOK」を開いてみると、キュウリの項目には
「1日で約5cmも実が生長する。そのため、週1回の収穫の場合は小さい実も収穫する。また、大きくなってしまったキュウリでも食べることができる。若いときのシャキシャキ感はなくなるが、炒めたり煮たりすると、トウガンのような食感になる」
…と、書かれていました。

「そうか!キュウリのレシピだけじゃなく、トウガンのレシピも取り入れてみればいいのね」

この時期、味噌汁よりもひんやりした「冷や汁」に凝っていたので、キュウリをトウガンのように冷や汁の具にしてみました。これがピッタリ。さっぱりしていて、毎日のように作っていましたが全く飽きることがありませんでした。

普段から、甘くないリンゴを買ってしまった時には「野菜」としてサラダに加えると、甘くない野菜と馴染んで美味しく食べられたりしますが、「いつもの食べ方」を変えてみるのも楽しいですね。


ナスと比べて、この通り。「1日に5センチも伸びることがある」納得です。植物の生育スピードに驚くばかり。


4日あけたら、地面に着いてしまいました。本当は、2日おきぐらいに収穫すると良さそうです。


スーパーに売っているくらいのサイズで収穫したキュウリと比べてみました。

最近、いろいろなお店で、形が少し曲がっていたり大きさがまちまちだったりする“規格外野菜”を生かす取り組みを見かけるようになりました。畑で育てていると、そんな野菜が当たり前にできることがよくわかります。
どの野菜も元気に育っていて、家で料理をしてみると、味はどれも変わらずおいしい。
収穫のとき、リカが「きゅうりって、時間が経つとこんなに大きくなっちゃうんだ!」とびっくりしていました。
スーパーに並ぶきれいな野菜しか知らなかった子どもが、畑で“いろんな形やサイズの野菜も元気に育つ”ことを実感する。そんな時間こそ、野菜づくりのいちばんの楽しみかもしれません。

畑で挨拶する仲間との会話が楽しみに


この頃から、同じ時間帯に畑で挨拶をする会員さんと会話ができるようになりました。

「おはようございます。暑いですね」

「収穫、いかがですか」

「どんな風にお料理されていますか?」

情報交換ができるようになりました。

「キュウリの消費が追いつかなくて、ご近所にもお配りしています」と私が言うと

その女性の方が

「掲示板に、キュウリを大根おろしみたいにして食べる方法を紹介していましたよ。お魚に添えたりして食べても美味しかった」

そう教えてくれました。

掲示板は、会員さんの手書きのおすすめレシピを紹介しています。


掲示板、好きです!いつも参考にさせて貰っています。

食べきれないときの保存法


●ナスは冷蔵の場合、保存用袋かラップに一本ずつ包んで野菜室で保存します(1週間保存可能)。冷凍する場合、輪切りか乱切りにして水につけてあくを抜き、水気をきったら、冷凍保存に(1ヶ月保存可能)

●キュウリは冷蔵の場合、10度前後の野菜室に保存袋の口を開けたままキュウリを入れ、立てて保存します(1週間保存可能)。
冷凍の場合、軽く塩を振り板ずりしてイボをおとす。スライスして塩もみしても良い。水気をとったら、保存袋に入れて冷凍に(1ヶ月保存可能)

せっかく育てた野菜なので、美味しい状態で食べきりたいものです。


ひとつひとつ、大事にラップに包んで冷蔵庫へ

ちなみに我が家では…

夏の間、よく作っていたのが「夏野菜のピリ辛漬け」。野菜を胡麻油で炒めてだし汁に漬け、ショウガと唐辛子を散らして冷やします。猛暑で食欲がない時でも、お素麺と一緒によく食べました。冷酒のお供にも最高でした☺️

娘のリカが作っていたのは、「キュウリbar」
とりたてのキュウリをニンニク唐辛子醤油入りのだしに漬けて串にさしたもの。
カリッと美味しい、夏のヒンヤリおやつです。

来年の春夏野菜は、白なす、ミニトマト、落花生、小玉スイカを選択しました。今からとっても楽しみです!

次回は「夏野菜の片付け」をお送りします🌱

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