
親子ふたりが初めての野菜づくりに挑戦します。
畑から広がる「育てる楽しみ」「驚きの発見」「人とのつながり」を綴ります。
第1~6回目の記事はコチラです。
モカ&リカの親子初めて農活日記:第1回「枯らせる人」から卒業したい!
モカ&リカの親子初めて農活日記:第2回 知らないことだらけの種まきと植え付け
モカ&リカの親子初めて農活日記:第3回 畑の中の小さな助け合い。コンパニオンプランツの秘められた力
モカ&リカの 親子初めて農活日記:第4回 剪定のコツと支柱の立て方
モカ&リカの 親子初めて農活日記:第5回 定期開催シェア畑イベントレポート 「じゃがバター」!掘って食べて遊んで大盛況!
モカ&リカの親子初めて農活日記:第6回 害虫と病気のケア
第7回 夏野菜の収穫!
夏、真っ盛り!
いよいよ楽しみにしていた収穫シーズンがスタートです。

どの果菜もピカピカ。虫の被害にも遭わず健康に育ちました。菜園アドバイザーさんから害虫や病気を避けるのためのコツを教えて貰ったお陰です。
夏野菜、予想以上の大収穫!
普段、「シェア畑」から、その時々にあったお世話についてのメールが届くので、作業のタイミングを意識しながら安心して作業ができています。
この時期に届いたアドバイスは…
●果菜類(ナス・ピーマン・キュウリ・トマト など)は、「こまめな収穫」がとても大切です!実がなりっぱなしになっていると、株が疲れてしまい、その後の収穫量が減ってしまいます。こまめに収穫することで、株が元気を保ち、トータルでたくさんの野菜が収穫できるようになります。
●新しい実を次々と楽しむためにも、採れ始めたら"頻繁に収穫"を習慣にしていただくのがおすすめです。
●キュウリやナス、ピーマンはやや小ぶりでも早めに収穫していただくと、よりみずみずしい美味しさが楽しめます!
このアドバイスを読んでから、「そうか、早め早めに収穫しよう」と思いました。とはいえ、暑すぎる日が続いたり、仕事で行けない日があったりして、おおよそ4日おきぐらいに畑に通っていました。行くたびに新しい実が大きくなっていて、再び収穫。
4日間をあけると、キュウリは特にグンと大きく育ち過ぎてしまうことがありました。2日おきぐらいが最適かなと思います。
抱えきれない野菜をエコバッグに入れ、自転車のカゴに乗せて帰宅してからご近所にも配ったりも。フレッシュな夏野菜を存分に収穫することができました。

毎回色ツヤの良い野菜が収穫できました。
<2025年夏の収穫(ウネ2つ分)>
●プチトマト…152個
●ナス…126本
●キュウリ…102本
●エダマメ、シソ、バジル…モリモリと大量に
それぞれ一株ずつだったのにも関わらず、こんなに収穫できるのか!…と驚きました。でも、ナスは200個以上収穫した人がいましたし、秋まで収穫し続けているグループはもっと穫れているのかなと思います。凄いですね。
実家の庭で野菜を育てていた頃、葉や果菜自体にも虫の被害があり、穴がポコポコあいていたりしました。母は「ナメクジがいてね〜」と、トホホ笑いをしていましたが、その時に「畑は虫との戦いなんだ」と思ったものでした。
ところが、今回は虫の被害をほとんど受けることがなかったので「自然農薬だけでこんな風に育てることができるんだ」そう思うとこの大収穫は感動的ですらありました。

ズラッと並んで実をつけたプチトマト。鈴なり状態に「すごい!」思わず声をあげて喜んでしまいました。

色づいていく様子を見守るのも、野菜作りの醍醐味。「プチぷよ」は皮が薄く、とても甘い品種でした。繊細な高級感があります。
桐の箱に入れられて市場に出回った時代もあったそうです。その名の通り、ぷよぷよしていてジューシー。新鮮な食感でした。今まで食べたトマトの中で1番美味しかったです。

ナスは、これくらいの大きさで収穫するのがベストとのことです。収穫が遅れると苦味やエグミが増すため、なるべく若いうちに収穫します。実を大きくしすぎるとエネルギーを消費してしまい、長く収穫することができなくなってしまうそうです。
期待していたエダマメ、そのお味は?
エダマメは「肥料はあげないでください。水はたっぷりあげてください」とアドバイスを頂いていたので、せっせと水やりをしていました。水やりが足りないと、豆の中がスカスカになってしまうとのこと。

「エダマメの葉は、虫がつきやすいから気をつけて」と言われていたので、防虫ネットをはがすことなく育てていました。水もネットの上から軽くかけたり、ウネの間の通路をたっぷり潤すようにしていました。

ネットの上から3日おきぐらいに自然農薬のトウガラシ焼酎液をスプレーしていました。これが功を奏したようです。無事、害虫の被害を避けられました。

実を触ってみて十分ふくらんでいたら抜き取って収穫します。いい状態なので、抜くことにします。

「収穫〜」
エダマメは土から抜いた後、急速に旨みや鮮度が落ちていくとのこと。菜園アドバイザーさんから「抜いたらすぐに食べてください!」とアドバイスを受けました。「そんなに急いだ方がいいものなんだ?」エダマメの株を自転車のカゴに乗せ、急いで家に帰りました。

家に着いたらすぐにお湯を沸かし、エダマメを茹でて、ビールで乾杯。
さっそく食べてみたところ「甘い!!美味しい〜!」感動しました。エダマメを茹でている間も湯気と一緒に甘〜い香りが立ちのぼりました!これは、育てた人だけが味わえる特権ですね。
次回は、巨大化した野菜の食べ方と太陽光消毒についてお届けします🌱













