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いちごの植え方、プランター、ランナー等、いちごの栽培を徹底解説!

いちごの植え方、プランター、ランナー等、いちごの栽培を徹底解説!

いちごのプランター栽培で成功するには植え方のコツが大切!甘くなるいちごの植え方3選を教えます





いちごのプランター栽培

家庭菜園で大人気のいちごを育ててみたいという人が増えています。
「果物的野菜」として分類されている甘いいちごは、植えつけから収穫まで半年以上と時間はかかりますが、家庭菜園の地植えとプランター栽培、どちらでも栽培可能でちょっとしたスペースがあれば育てることができます。

この記事では、初心者でもできるプランターでのいちごの栽培について詳しく解説していきます。



プランターでのいちごの苗の植え付けといちごの収穫時期は?


いちごの根は浅い為、深いプランターではなく、横長の鉢やいちご専用の鉢がおすすめです。
秋に購入した苗は春に花を咲かせ、その後に収穫します。春に購入した苗はまずは収穫を楽しみ、夏に向けて子孫を育てて翌春の収穫に備えます。

苗の植え付けの時期と収穫時期


苗の植え付け時期は10月ごろ、収穫時期は4〜6月ごろです。
いちごを収穫したい時期を選んで、好きな品種で育ててみましょう。
プランターで育てるのに適している品種は「とよのか」「アロマ」です。
また、初心者の方には旬の時期に一回だけ収穫できる「一季なりのいちご」がおすすめです。

一季なりいちご


秋に苗を植え付け、春(4〜6月頃)の一期間のみ収穫できる品種です。
苗は園芸店で10月頃を目安に購入しておきましょう。

四季なりいちご


四季なりは春と秋の2回収穫できる品種です。
秋に植えると目安として5〜10月まで、春に植えると目安として7〜10月まで継続して収穫が楽しめます。


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プランターでのいちごの栽培方法について


いちごは日当たりが良く、風通しの良い場所で栽培するのがおすすめです。
いちごはプランターでも畑でもどちらでも育てることができますが、ここでは家庭菜園で始めやすいプランターでの栽培方法について解説します。

プランターを準備します


いちごのプランターの紹介

いちごは根を深く張って生長するため、目安としては深さが15〜20cm以上あるプランターが適しています。一般的なプランターでもよいですが、いちご専用のプランターである「ストロベリーポット」もおすすめです。果実が地面に付きにくいため、病気の発生も少なくなり、見た目もかわいらしいので人気があります。

いちごの苗を購入する


いちごの苗を購入するときは、クラウンが太くて地面から出ているものを選びましょう。
クラウンとは、根元にある大きな茎のようなもので、この茎から葉や花などが出てきます。
他には、葉が元気で斑点などの病気の傾向が見えないこと、ランナーが枯れていない等があります。

いちごの苗

いちごの苗でおすすめの品種とは?


いちごは大きく分けると、「一季なり(いっきなり)」と「四季成り」の二つの系統があります。
一季なりいちごとは春の4月〜6月あたりに年に1回収穫できる品種です。
四季成りいちごは、春から秋にかけて長期間収穫できる品種です。
一季なりいちごは四季成りと比べて、実が大きく育てやすい品種が多いため、初心者には、「一季なりいちご」がおすすめです。

プランター栽培でおすすめの品種


とよのか
果肉は密で締まり、円錐型の美味しい品種です。九州地方で良く栽培されています。

アロマ
果肉に張りがある、光沢のある紅赤色の甘くて美味しい品種です。強く作りやすいのが特徴です。

一季なりのおすすめ品種


宝交早生(ほうこうわせ)
作りやすく初心者向けで、柔らかい果肉で甘酸のバランスが絶妙です。果実が小ぶりなので早く収穫でき、病気にかかる確率も低いです。

女峰(にょほう)
花芽ができる期間や開花時期が早いため、実をつけるのが簡単です。果実はやや硬く食べ応えがあり、甘酸っぱいのが特徴です。

四季なりのおすすめ品種


夏姫
夏取り栽培が出来る、長円錐状のおすすめ品種です。真夏は花芽できないので収穫量は落ちますが、追肥をすれば秋まで長期間にわたり収穫可能です。

純ベリー2
病気に強く、10月まで栽培可能です。甘味と酸味のバランスが良い味で、一株で30個以上収穫できます。

プランターに土をかぶせて苗を植える


いちごのプランター栽培において、最も手軽なのは市販の野菜用培養土を使うことです。
また、土の水はけをよくするために鉢底石という軽石を土の下に敷き詰めておきます。
植え付ける苗の数の目安は、土の量によって変わります。土4Lに対して、1苗が目安です。もし、土の量が12L入るプランターがある場合はだいたい3苗ほど植えることができます。苗と苗の間隔は15センチほどあけましょう。定植する時にクラウンを土の中に埋めないように気をつけましょう。クラウンを埋めてしまうと苗が枯れることがあります。
また、いちごの苗の植え付け後、土の表面に藁を敷くと乾燥して株が痛むのを防ぐことができます。

いちごのクラウン

水のやり方について


地面が乾いたら、水がプランターの底から流れるくらい、たっぷりと水をやりましょう。

肥料について(追肥)


収穫までに2回ほど、固形肥料を与えましょう。
最初の追肥は1月位が目安になります。2回目は花が咲き始める春ごろを目安に与えてください。肥料を与えると栄養が過剰になっていちごの花が咲きにくくなり、また実がつきにくくなってしまうので、あまり肥料を与えすぎないようにしてください。

冬の越し方


寒さが厳しくなると休眠期に入ります。いちごは冷涼な気候を好むため特に寒さ対策は必要ではありません。春になり、休眠状態から覚めると、新葉が出てきます。
その新葉が5〜7枚くらいになったら、老化した葉や枯れ葉を株元から取り除いて風通しをよくすることで病気の予防になります。

人工授粉について


2月中の少し早めの時期に咲いてしまった花は、養分の分散を避けるために摘み取ることもありです。
この時期にランナーも伸び始めますが、栄養がいきわたりにくくなるため、収穫が終わるまではランナーを切り取るようにしましょう。
ベランダでプランター栽培をしているときなどは、ミツバチが現れず自然に受粉できない場合があります。
そんな時は、自然に果実を実らせやすくするために人工授粉をしてみましょう。
毛先の柔らかい筆などを使って、いちごの花の中心付近を優しくなでてみることで、人工授粉が可能です。

下記の動画が参考になります。



いちごの収穫


いちごは3月〜5月にかけて花が咲きはじめ、その一か月後くらいから徐々に実りはじめます。実が赤くなったものから順にはさみで収穫していきましょう。

来年の苗を作りたいときは?


一季なりいちごの場合は目安として6月ごろには収穫が終わります。
いちごを収穫後に新しいランナーを育てて、来年の苗を増やすことができます。

いちごのランナー

いちごの栽培中もランナーは伸び続けます。
花やいちごの実に栄養を行き届かせるために、収穫が終わるまではランナーを株元から1cm程度残して切り落としておきましょう。
いちごの収穫をし終えたら、ランナーを切るのをやめてそのまま伸ばしていきます。
ランナーの先の部分に子株が出てきたら、育苗ポットに土を入れて水で湿らせ、ランナーの底の部分を土に乗せるようにして植えつけます。
定植後、ランナーをUピンでとめて、子株をしっかり固定します。
Uピンがない場合はクリップを広げてUピンの形にして使ってもよいでしょう。
定植後に葉が数枚生えてきて根がしっかりと張った後は、親株からランナーを切り離し来年の苗を作ります。



ランナーとは


いちごは開花後、初夏ごろから「ランナー」と呼ばれる細い茎が伸びてきます。
このランナーの先に新芽が出て、それを土に根付かせると、苗を増やすことができます。

いちごのランナーの紹介

いちごの親株が病気を持っている場合、その子株も同じ病気を持っている可能性があります。
育てる場合は一次株からさらに増えた二次株(通称:孫株)のほうが安心です。
畑で育てている場合は、周りの地面に勝手に根付いて成長していくこともあります。
苗を増やしたくない場合は、ランナーを摘み取ったほうがいちごの実に栄養が行きわたりやすくなります。

下記の動画が参考になります。




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いちごの病気について


いちごの病気について、予防策や対処方法を紹介します。

うどんこ病


葉に白い斑点ができ、白っぽいカビのようなもので覆われて、枯れます。
湿度が低い環境で、温度が17〜25℃くらいの時に発生しやすいですが、真夏・真冬の時は発生しにくい傾向にあります。
症状が軽い場合は葉を排除し、初期段階のうちに対処することがポイントです。

炭疽病(たんそびょう)


いちごの葉に黒い斑が現れる病気です。またランナーにも茶色い斑ができ、茎や枝が枯れます。梅雨や秋の長雨など湿度があり、やや気温の高い時期に蔓延しやすくなります。日当たりや風通しの良いところで育て、感染した場合は廃棄し伝染を防ぎましょう。

灰色かび病


カビが原因で、葉の縁が黒くなったり、花が褐色になってシミのような病斑ができる病気です。菌糸を植物の中に伸ばして栄養を吸収し、進行すると葉や花弁が腐敗して枯れます。
伝染しやすいため、症状が出た部分はすぐに排除し症状の広がりを抑えましょう。

萎黄病


葉が変色して萎凋するのが特徴です。高温多湿の環境の中で発生しやすくなります。

モザイク病


いちごの葉に病斑が出て、モザイク状のがまだらが出るのが特徴です。春と秋に発生しやすく、アブラムシをはじめとした害虫が媒介します。害虫を見つけた時点で駆除し、感染した株をすぐ抜き取り処分して、感染の広がりを防ぎます。

いちごの害虫対策について


いちごにつきやすい害虫について、予防策や対処方法を紹介します。

ハダニ


ハダニは非常に小さく、主に葉裏に寄生します。梅雨明けから9月頃に繁殖が旺盛になります。葉に白い斑点ができ、数が増えると白いカスリ状になります。駆除する場合は勢いよく水で流し、多く発生していたら葉ごと除去してください。

アブラムシ類


アブラムシが付くとすぐに繁殖してあっという間に増え、アブラムシの排泄物にカビが発生し、葉が黒くなります。植物を全滅させる被害をもたらすこともあるので、早期発見・早期対策を心がけ、見つけ次第すぐに駆除しましょう。

ナメクジ


梅雨入りして雨が多くなるとナメクジが発生します。いちごを浮かせたり地面から離すことで物理防御をすれば、被害はかなり防げるでしょう。他にも風通しをよくしたり、土づくりをして水はけを良くすることも重要です。


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初心者向けのいちごを上手に栽培する3つのコツ【家庭菜園】


いちご栽培初心者でも育てやすい品種を紹介します。

苗の選び方


年に2回以上も長期的に収穫できる四季成りいちごの品種を選んでしまいがちですが、初心者には管理しやすい「一季なり」のいちごがおすすめです。
一季なりは秋・春に出回る苗を植えて、5〜6月の一期間に収穫する品種です。
また、いちごは病気になりやすいため、一季なりのいちごの中から、より病気に強い品種を
選ぶことがいちごの栽培に成功する秘訣です。
プランターで育てる場合は、「とよのか」と「アロマ」が鉢植え栽培で作りやすく、甘くて美味しい品種です。
病気に強い品種は、「宝交早生(ほうこうわせ)」で、特にうどんこ病に強く、家庭栽培に一番向いているとも言われています。
開花時期が早い「女峰(にょほう)」はあまり気にかけなくても、結実まで至り手がかからない品種です。

苗の植え方


苗を植える際は植える間隔、植える深さに注意してください。
プランター内でいちごを植える間隔が狭いと根に栄養がいきわたりにくくなります。
1株あたり必要な土の量がある程度決まっています。実をつける植物の場合、必要な土の量(3〜5リットルくらい)を満たしていないと、根がしっかりと張れず、栄養分を吸収できません。
密にならないように2株以上植える場合は、20~30センチ以上離すと良いでしょう。
また、同じプランターに違う品種のいちごを植えないことをおすすめします。
生育にばらつきが出て管理が難しくなるため、同品種のいちごを植えるようにしましょう。クラウンを土から出して植えることで、寒さを感知できます。

植える環境を良くする


いちごの根は空気を欲しがるため、さらに病気の予防や害虫対策にも通気性・排水性の良い土で育てることをおすすめします。立地条件などでどうしても日当たりがよくない、日照時間が短いといった場合は、苗を植える環境を変えることも考えましょう。半日以上は日の当たるところで育てることがポイントです。
地植えをする際は畝という山を作ってそこの上に植えてください。水はけの良さ、空気が根っこに届くことが重要です。

まとめ


甘いいちごを育てるために必要な基礎知識やコツについて紹介しました。
基本的に日当たりの良い場所で、風通しの良い環境で育てることが重要です。
植え方や土の量、水やり、肥料の与え方にもコツがあるので、ポイントを押さえながら栽培しましょう。
またいちごを家庭で栽培する際は、栽培方法、植え付け時期、収穫したい時期によっておすすめのいちごの品種が変わってきます。
栽培する前に適切な品種選びをすることも成功の秘訣です。
広い畑でより本格的に育ててみたい方や、アドバイザーのサポートが欲しい方はシェア畑を利用するのをおすすめします。


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