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シェア畑の特長って?市民農園や他の貸し農園と比べてみた

シェア畑の特長って?市民農園や他の貸し農園と比べてみた
こんにちは。シェア畑を運営するアグリメディアの亜久里です。せっかく運営会社に入社したので自分でもシェア畑を借りてみたいのですが、シェア畑に関する情報がインターネット上にはまだ少ないので調べたことや分かったことを皆さんにも共有していきたいと思います。第2回となる今回は市民農園や他の貸し農園と比較しながらシェア畑の特長についてご紹介していきます。

・第1回 はじめまして、亜久里です。シェア畑を契約するか悩んでいます。

◎シェア畑的な自己紹介 パート2
好きな豆類:ソラマメ
最近スーパーマーケットの店頭にも並び始めましたね。子どもの頃からホクホクの茹でたてソラマメが好きなのですが、つい先日、知り合いの農家さんから美味しい食べ方を教えてもらったのでシェアしたいと思います。とても簡単で鞘から出したソラマメに切れ目を入れて、塩を加えたお湯で5分ほど茹でるだけ!茹で時間は2〜3分が一般的ですが5分茹でるのがポイントです。柔らかい今までにないクリーミーな食感を楽しめます。少し塩を多めにして茹でるとお酒のお供にもバッチリです。

シェア畑は何をシェアするの?他の農園だとできないの?


初めて「シェア畑」というサービスを知った時、気になったのはその名前でした。いったい何をシェアするんだろう。みんなで一緒に野菜をつくるのかな?それとも家庭菜園をする人が使うSNS?なんて思ったものです。

1.農具や肥料、苗と種、ポールやネットといった資材も全部シェアするシェア畑
野菜づくりに必要な全てが農園に揃っていて、それらをシェアして菜園ライフを楽しむ。そのスタイルこそがシェアであり、シェア畑最大の特長でした。例えば自治体が住民の福祉を目的として提供する「市民農園」はたいてい畑の区画だけを貸し出します。そのため農具だけに絞っても鍬(クワ)やショベル、ジョウロ、ハサミ、移植ゴテ、鎌といったアイテムを自前で準備する必要があります。そして農園へ通うたびに持ち運んで、持ち帰った後は泥を落として保管しなければなりません(しかも風通しの良い場所を選ばないと錆びます)。

家庭菜園に挑戦したことのある方なら「そうだよねぇ」と共感していただけると思うのですが、肥料もなかなかクセモノです。ホームセンターで目にされたことがあれば思い出していただきたいのですが、まずサイズが大きいのです。大人のリュックサックでも1個入れたらパンパンです・・・・・・その大きさの肥料がつくる野菜に応じて何種類か必要になったりします。そして保管も問題になるのです。意外に思われるかもしれませんが、肥料は一度にたくさん使うことはあまりありません。家庭菜園の規模であればだいたい使いきれず保管することになります。モノによっては独特のニオイを発するものもあるようです。

苗や種も農園が準備してくれます。シェア畑では年間15〜20種類程度の野菜をつくれるのですが、植え付けをする時期になると利用者全員分の苗と種が農園に用意されます。そう言われると「自分で好きな野菜をつくりたいんだけど」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。夏ならトマトやキュウリ、茄子、ピーマンにエダマメまで、冬も白菜、キャベツ、大根といったメジャーな野菜はだいたい網羅されています。スイカやイチゴもあります。また標準的な栽培プランに加え、どんな野菜をつくるか選べるプランもあったり、育てる野菜で困ることはなさそうです。

そして見落としがちなのが資材や消耗品です。防虫ネットや支柱、ネットやマルチと呼ばれる地面に貼り付けるビニールのようなものも農園には配備されていて自由に使うことができます。これらも自分で揃えようとすると、まずどの種類を選んだらいいのか悩みますし、一人で使うには量が多すぎたりします。

さて長くなりましたが、シェア畑の最大の特長は「野菜づくりに必要な農具や肥料、種苗、資材が全て農園に揃っている」ことでした。自治体が提供する市民農園の大部分は区画だけを貸し出しているため、野菜づくりに必要な全てを利用者自身で用意する必要があります。


きれいに整理整頓された農具は眺めているだけでも気持ちいいですね

2.菜園アドバイザーが豊富な知見や技術をシェアしてくれる
「また失敗しちゃった。うまく育たないな」というのは家庭菜園初心者によくある声だそうです。前回、私の体験談にも少し触れましたが芽が出てこない、枯れる、虫に食べられる、病気にかかる、育ったけど食べてみたら美味しくない、と家庭菜園を楽しむに至るまでには様々な壁があります。一人で野菜づくりをしていると雑誌や本に頼ってみたり、YouTubeで学んでみたりとしますがどうにも自分の置かれた状況や環境とお手本が異なっていたりするものです。これは自宅の庭やベランダでやっていても市民農園でも民間の貸農園でも同じではないでしょうか。

シェア畑は全ての農園に菜園アドバイザーと呼ばれるスタッフがいます。長い方では10年ほどのベテランになるとか。この菜園アドバイザーが農園にいてくれて、定期的な講習会を開いてくれたり、野菜づくりで分からないことや困ったことがあれば丁寧にノウハウをシェアしてくれます。私もつい先日、農園に訪れてみたのですが雑学も交えながら楽しく野菜づくりのエッセンスを教えてもらいました。

ちなみに私がシェア畑を借りるとしたら趣味の範囲ですが、せっかくなら正しい知識や技術を学びたいもの。そこで菜園アドバイザーはどのように知識やスキルを磨いているのか聞いてみました。運営会社には現役農家や土壌、栽培などの専門家がいて、専門家が行なった試験結果などをもとに野菜づくりノウハウが全国の農園で蓄積・標準化されているそうです。菜園アドバイザー向けの講習もあったりと知識や技術を身につけることに余念がない様子でした。そして少し話をしただけでも野菜づくりやその魅力を伝えることが心底好きなんだなということが伝わってくるので農園近隣にお住まいの方は通りかかった時にオレンジ色のポロシャツを来ているスタッフがいたらぜひ声をかけてみてください。「野菜づくり、ちょっといいかも」ときっと感じていただけるはずです。


何でもすぐに相談できる専門家が農園にいるのは嬉しいですね

シェアするだけではなかったシェア畑


シェア畑の2大特長をここまでご紹介してきましたが、市民農園や貸し農園との違いを調べていくとその特長はそれだけではありませんでした。

1.全ての農園で有機質肥料・無農薬での野菜づくり
オーガニック野菜を取り扱う小売店も増えてきましたが、(相対的に)まだまだ売り場面積は小さく、お値段も決して安いとは言えません。シェア畑では化学肥料は使わず牛糞堆肥、鶏糞、油かすなどの有機質肥料、つまりは自然の力を利用して育てるのでうまみがギュッとつまった野菜をお召し上がりいただくことができます。そして化学的な農薬を用いることもしません。大人から子どもまで安心して安全な野菜を食べることができます。

市民農園や民間の貸し農園でも同様に有機質肥料や無農薬で野菜づくりを行えます。しかし1〜2年で利用者が入れ替わっていくため過去の利用者が化学肥料や農薬を使っていたり、隣接する区画で利用されていた場合にその影響は排除することができません。シェア畑では全ての区画で肥料は有機質のもの、農薬は使わないことを徹底しているため特長の一つと言えるのではないでしょうか。


農薬を使っていないので子どもが野菜に触っても安心です(採ってすぐに食べることもできます)

2.農園設備が充実!水道やトイレ、休憩スペースまで
野菜づくりに欠かせない水やりですが、市民農園や貸し農園では水道がない畑も少なくありません。「借りてみて初めて気づいたので毎回車で水を運んでいます」なんていう声も聞こえてくるくらいです。これから畑を借りる方は必ず確認するようにしましょう。閑話休題。シェア畑では全ての農園に水道が設置されています。水やりだけでなく、土がついた手を洗うこともできますし、採れたての野菜をすすいでその場で召し上がることもできます。

もう一つ気にしたいのはトイレです。暑い時期は水分を摂るため、寒い時期は身体が冷えてついトイレが近くなりがち。特にお子さんのいる家庭では気になりますよね。しかし多くの市民農園や貸し農園では設置していません。シェア畑では法令等により設置していない一部の農園を除き、トイレがあるので安心して野菜づくりを楽しんでいただけます。

カフェのような休憩スペースや子どもの遊び場、専用の駐車場が用意されている農園もあります。お住まいの近隣にある農園の様子は各農園ページからご覧いただけます。


立川高島屋S.C.屋上の「シェア畑 garden 立川高島屋S.C.店」はモダンな雰囲気の休憩スペース

3.四季折々の農園主催イベントが盛りだくさん
農園ごとに担当スタッフがいるからこそできることの一つに農園で開催されるイベントがあります。全農園で行われる共通イベントに加え、スタッフが農園独自に企画するイベントもあります。利用者だけでなく、そのご友人も参加可能なイベントもありますのでもし周りにご利用されている方がいらしたら聞いてみてください。

季節ごとに日本の農的な文化を感じられるイベントがあり、年末には注連縄(しめなわ)をつくったこともありました。農園で採れた野菜を使って漬物をつくったり、みんなで美味しいご飯を食べたり、ご家族やご友人と、あるいはお一人でも楽しめるイベントになっています。個人的には採れた玉ねぎの皮を使って染め物をするイベントに参加してみたいなと感じました。


初めて出会った人ともつい野菜談義に花が咲きそうですね

だいぶ長くなってしまいましたが、今回はシェア畑の特長を市民農園や他の貸し農園との比較を通じてご紹介してきました。畑を借りると野菜がつくれて楽しい、でもそれ以上がある。それがシェア畑ではないでしょうか。

シェア畑についてもっと詳しく知りたい方はこちらからオンライン説明会がご予約いただけます。
※ご予約はフォームから約1分で完結します
※すぐに農園を見学されたい方は0120-831-296までお電話ください。

次回の記事でまたお目にかかりましょう。


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