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宮内 さん(利用者ライター / 読書アドバイザー)

【食育に役立つお野菜の絵本たち】ほっくり ほっこら いただきまーす/とよたかずひこ作『とうもろこしくんがね・・』

【食育に役立つお野菜の絵本たち】ほっくり ほっこら いただきまーす/とよたかずひこ作『とうもろこしくんがね・・』
畑では夏野菜の収穫まっ最中ですね。

トマトにナス、ピーマン、キュウリ、どんどん大きくなって毎週収穫袋がいっぱいになっているのでは?

そんな夏野菜の中でも、一番の人気ものは、やっぱりトウモロコシではないでしょうか。とれたてのトウモロコシの甘さといったら、絶品。子どもたちの歓声が聞こえるようです。

今回は、とよたかずひこさんの『とうもろこしくんがね・・』という絵本を紹介します。子どもたちに人気のトウモロコシが主人公だけでなく、動きの早いお話ですから、読み聞かせの絵本としても楽しめます。

とうもろこしくんがね
■絵本名:とうもろこしくんがね・・
■作者 :とよた かずひこ
■出版社:童心社
■ISBN :978-4-494-00376-1

それは、こんなお話です。

頭のながい毛も茶色くなって、りっぱに成長したとうもろこしくんが「うんしょ うんしょ」ってゆすっていると、ポキッと折れちゃって、ドテッとおっこちました。

それから、勢いよくかけだしたよ。

「いそぐ いそぐ とうもろこし」

どんどんかけて・・・、でも、どこへ行くんだろう。

すると、今度は坂道をゴロゴロころがりだした。あっ、その先にはどろんこたまりが・・・。

どぼん!

あーあ、とうもろこしくんは「どろ どろ どろん どろだらけ」。

それでも、とうもろこしくんは走りつづけて、最後はどろんこの皮を「ばりばりばさばさ」むいちゃって、黄色い「すっぽん ぽーん」になってしまいました。

そして、飛び込んだのは、ぐらぐら煮立ったお湯のなか。

さてさて、とうもろこしくんはどうなってしまうのでしょう・・・。


テンポのいいお話ですから、きっと子どもたちも、それからそれからと、楽しみになってくる絵本です。

しかも、最後は、子どもたちが大好きな「ほっくり ほっこら」ゆでトウモロコシのできあがりですから、子どもたちのおなかもグーって鳴り出しそう。

ところで、私たちが食べているトウモロコシの実の一粒一粒がタネだって、知ってましたか。野菜として収穫しているのは、若いタネ(子実っていいます)が集まったものなんです。

この絵本の「とうもろこしくん」でもわかるように、実のてっぺんの雌花のひげが茶色くなってきた頃が収穫の時期。少し先っぽの皮をむいて、実の色合いや詰まり具合を見てから収穫するといいですよ。

この絵本のあとは、とれたてのみずみずしいトウモロコシを召し上がれ。

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