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宮内 さん(利用者ライター / 読書アドバイザー)

【食育に役立つお野菜の絵本たち】どんな芽がでるのかな?/ルース・クラウス 作、クロケット・ジョンソン 絵、小塩 節 訳『にんじんのたね』

【食育に役立つお野菜の絵本たち】どんな芽がでるのかな?/ルース・クラウス 作、クロケット・ジョンソン 絵、小塩 節 訳『にんじんのたね』
先日、にんじんのたねをまきました。

にんじんといえば、鮮やかなオレンジ色ですが、最近は黄色とかむらさき色をしたニンジンもあって、カラフルにんじんと呼ばれています。

私の菜園でも、今年はカラフルにんじんのたねをまきました。
どんなにんじんに育つのか、今から楽しみです。

さて、今回はにんじんの芽がでてくるまでのわくわくする気分を描いた、『にんじんのたね』という絵本を紹介します。

ルース・クラウスさんが文を、クロケット・ジョンソンさんが絵を描いた、アメリカの絵本です。小塩節(おしおたかし)さんが訳しています。

にんじんのたね
■絵本名:にんじんのたね
■作者:作 ルース・クラウス/絵 クロケット・ジョンソン/訳 小塩 節
■出版社:こぐま社
■ISBN:978-4-7721-0192-9

それは、こんなお話です。

男の子が、にんじんのたねを一粒、土にまくところから始まります。

おかあさんもおとうさんもおにいさんも「めはでないとおもうよ」といいましたが、男の子は毎日水をあげたり草をとったり、しっかり世話をしてあげます。

でも、なかなか芽はでてきません。。。

「めなんか、でっこないよ」

みんなはなんどもいいましたが、男の子はそれでも世話をし続けました。

すると、どうでしょう。

ある日、芽がでて、またたくまに男の子の背たけ以上に育っていきました。

そして、大きなにんじんが収穫できたのです!


たったこれだけの話ですが、男の子の根気づよさには脱帽です。

みんなが芽はでないといっても、男の子はあきらめませんでした。あきらめなかっただけではありません。水をあげたり草をとったり、世話もつづけました。

絵本の最後で大きなにんじんをはこぶ男の子の絵に、こんな文が添えられています。

「ほらね、おとこのこが おもっていた とおりに なったでしょ。」

どんなことも、願えば、いつか芽がでます。花も咲いて、大きな実もつけます。

とても大切なことを、特に背景が描かれているわけでもない、線も色も素朴な、この小さな絵本が教えてくれています。

ところで、こんなに大きなにんじんを、男の子はどんなふうに食べるのでしょうね。それを考えると、楽しくなってきます。

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